Pavlov's Dog

004074 米系プログレバンドとして、結構当時話題になった奴らだ。
中学2年当時「QUEEN」に填りまくっていた私が、唯一凄いヤツが出てきたと思えたバンドだ。写真のジャケットは、彼らにとっては2枚目のアルバムだが、日本ではデビュー作となるものだった。日本語タイトルは「条件反射」。3曲目の「SONG DANCE」がとにかく好きだった。

当時はLPしか無い時代。それこそすり切れるほど聴いたと思う。
ところが、高校生になり、あれほど好きだった「QUEEN」も「Pavlov's Dog」も、急に熱が冷めてしまい、近くにあった中古屋にそれこそ二束三文で、持っていたLPをみな売ってしまった。

その後しばらくはどうでも良かったのだが、大学に入って何年たった頃になり再び聴きたくなった。が、「QUEEN」はいつでも手に入れることが出来たが、このアルバムは既に廃盤で、中古屋でもなかなか探し出せなくなっていた。

そんな日々がずっと続き、ついに就職するようになった年、当時付き合っていた彼女と北海道を旅していた時に、ひょんな事から立ち寄った網走の場末スーパーの中古レコード即売会にてコイツを見つけてしまった。
彼女にはあきれられたが、この時を逃したら一生巡り会えない気がして、荷物になることも顧みず買ってしまった。

当時、CDの普及割合は2割程度であったが、オーディオマニアだった私は、既に聴くメディアをCDにシフトしていたため、買ったは良いものの、結局一度も聴くことなくどこかにしまい忘れてしまっていた。

ところが、そんな思い出のアルバムをひょんな事から思い出してしまった。

たまたま見ていた2ちゃんねるに、Pavlov's Dogの板を発見してしまったのだ。
頻繁な書き込みはなかったものの、おそらく私に近い年齢と思える人の書き込みも多数あり、ひとしきり昔の自分にタイムスリップしてしまった。

こうなると無性に欲しくなってしまうのが私の性格。ネットで検索したところ、お目当てのアルバムは一度CD化されたものの、今は廃盤となっていたのだ。が、私の思いが通じ、中古をネットで売っているショップを発見し、思わず購入してしまった。

暫くの間は、中学時代のあの興奮を味わっていられそうである。

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GARY BENSON

高校に通うのに、毎日渋谷を通過していた。極めて不真面目な学生で、結構授業をさぼって競馬場に行ったりもした。

教師の方もいい加減というか大らかだった。国語の教師の話だが、ある時授業が始まる寸前に当時大人気だったアイドルが校門近くでドラマの撮影をしているという情報が飛び込んできて、ほんの数人の優等生を残して皆教室を飛び出してしまった事があった。

撮影が終わり、流石に授業中に戻るのは気が引けたので、チャイムが鳴るのを待って教室に戻り、残っていた奴らに教師の様子を聞くと、出席を取ったときに居ない奴らは(教師が)変わりに返事をして全員出席扱いにしてたと言う。

まだ2学期なのに、既に単位の危ない奴らも居たので、話を聞いて皆うるっとしたのを思い出す。

そんな時代、帰り道は必ずセンター街やスペイン坂界隈をブラブラしていた。

「タワーレコード」が出来る前で、「SISCO」という輸入盤専門店が渋谷ではNO.1の店だった。「SISCO」には意味もなくほぼ毎日立ち寄っていた。

そんなに小遣いがあるわけでもなく、寄ったところで買うことも出来ないのだが、壁に飾られている新入荷のアルバムジャケットを見ていると何となく落ち着いた。

garyb

ある時、いつものように立ち寄った店で目に飛び込んできたのがこのジャケット。たまたま財布に余裕があったので、内容も良くわからないまま買ってしまった。

家に帰り聞いてみると、AORだった。割とすんなりと耳に入ってきて、聞くたびに気に入っていった。

その年の暮れに彼女と奥日光のペンションに泊まった時、夕食後、このアルバムを一緒に部屋で聞いた。聞き始めた頃に降り出した雪は、曲の終わり頃には一面真っ白になっていた。窓越しの景色は、イギリスの片田舎の雰囲気みたいだった。

このアルバムを見ると、今でもあの時のことが鮮明に思い出されてくる。

CD化されていたらと調べてみたのだが、どうも無いみたいである。

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